【Webディレクターはストレス過多!?】Webディレクターのストレス管理術

働き方

Webディレクターの仕事は、他と比べてストレス負荷が強い仕事だ。筆者自身、Webディレクターとして5年以上働いてそれを実感しているし、過去には仕事のストレスで鬱気味になったことだってある。

そこで今回は、Webディレクターとして働く方々が適切にストレスを管理して仕事を続けられるように、Webディレクターのストレス管理術について一緒に考えていこう。

人生は長期戦。ストレスに負けずに走り続ける体力が必要だ。

Webディレクターはストレスが溜まりやすい⁉︎

さて、そもそも何故Webディレクターは他の仕事に比べてストレスが溜まりやすいのか、まずはその原因から考えてみよう。

①いろんな人たちの間で板挟みになるから

Webディレクターは言わずもがな、様々な人たちとコミュニケーションを取り合う仕事だ。デザイナーやコーダー、クライアントや社内の上司など。様々な人たちと話し合いながら上手く合意をとっていかなければならない。

それゆえに、Webディレクターは常に板挟みの状態になりがちだ。クライアントはこう言ってるけど、デザイナーやコーダーはこう言ってる… など。双方の異なる意見に挟まれてしまう事が非常に多い。

これをうまく調整するのはかなり大変だし、気も遣う。そんなことを繰り返していれば、ストレスが溜まっていくのも当然だろう。

②矢面に立つ仕事だから

Webディレクターはプロジェクトに関わる人たちを繋ぐパイプの役割とも言える。それと同時に、常に矢面に立たされ続ける立場でもある。

クライアントからの苦情も、製作陣からの文句も、否応無しに、全てWebディレクターに集約されてしまう。

時には自分に落ち度はないのに批判的な意見を浴びることもあるだろう。そんな状況であれば、当然ストレスも溜まるだろう。

矢面に立って、いろんな方向から飛んでくる矢を受け続けていれば、どんなに心が強い人でも過度なストレスを抱えることになってしまうだろう。

③やることが多すぎるから

単純に、Webディレクターの仕事はものすごく多い。制作陣への指示出しやスケジュール調整はもちろん、場合によってはイラストレーターの手配やライティングなどに対応することもあるだろう。

1日の中で、いくつもの打ち合わせに出て、空いた時間で資料を作り、突然かかってきた電話に出て、製作陣とコミュニケーションをとる…。

そんな目の回るような日々を過ごしていれば、ストレスが溜まるのは当然だ。

Webディレクターのストレス対処法

さて、なにかとストレスが溜まりやすいWebディレクターだが、一体どうすればそのストレスに対処できるのだろうか。

ここでは、根性論ではなく、システマチックにどう対処すべきかを考えていこうと思う。

対策①:休憩の予定をブロックする

多くの方がGoogle Calendarなどのスケジュール管理ツールを使用していることだろう。そのツールを使って、事前に休憩の予定をブロックしておこう。

Webディレクターは飛び込みの仕事が結構多く、油断していると1日の中で休憩・昼食のタイミングを逃してしまいがちだ。

だからこそ、事前にブロックしておくのだ。予定をブロックしておけば、勝手にミーティングを入れられることも無くなり、休憩の時間が確保できる。

ランチの時間をブロックするのも良いし、コーヒーブレイクとして15〜30分ほど予定をブロックしておくのも良いだろう。

良い仕事には、適切な休憩が必要だ。休憩無しで動き続けていれば、ストレスが体の中に溜まり続け、いつか爆発してしまう。

良い仕事のために、休憩時間はブロックしておこう。

対策②:ストレス解消方を見つける

皆さんのストレス解消法はなんだろう。ランニングや昼寝、読書など、その方法は人によると思うが、まずはその方法を見つけることが大事です。

筆者の場合は、「甘いものを食べること」と「銭湯に行くこと」だ。休日には大抵どちらかの予定が入っているし、平日の仕事終わりにコンビニでスイーツを買ったり、そのまま銭湯に行くことだってある。

自分にとってのストレス解消法が見つかったら、対策①と組み合わせて、予定をブロックしておくことも重要だ。

午後に休憩がてらパンケーキを食べる予定を入れたって良いし、仕事が終わった後にランニングの予定を入れたりしても良い。

カレンダーに「スイーツを食べにいく」とバカ正直に書かなくても大丈夫だ。「私用あり」と書いて予定をブロックしておけば、周りに突っ込まれることもないだろう。

自分にとってのストレス解消法を見つけ、それを定期的に実行していくこと。それだけで、ストレスは多少なりとも軽減していくはずだ。

対策③:ストレス源に立ち向かうor遠ざかる

筆者としては、これが一番効果的だと思っている。要するに、自分にとってのストレスを分析して、その原因を潰すことだ。ストレス源を消したりそこから離れることができれば、自ずとストレスは軽減する。

例えば苦手な仕事があるなら、事前に調査や準備期間を長く確保して立ち向かう。もしくは、本当に苦手なのであれば、誰かに任せてストレス源から遠ざかたって良い。

苦手なクライアントがいるなら、それを上司に相談して担当を変えてもらうのも有効だ。それが難しいなら逆に、とことん準備してストレス源に挑もう。事前にあらゆる理論武装を固めたり、あるいは最高の提案資料を作っておいたり、攻略方法は以外と多いものだ。

筆者も休日にやたら仕事の電話がかかってくるのがストレスになっている時期があった。だが、個人スマホとは別に仕事用スマホを購入し、土日は一切出ないと周知することでストレスを軽減したこともある(ストレス源から遠ざかる)。

ストレス源を潰すのが最も効果的ですが、難しい場合は全力で逃げよう。逃げることもまた、生き抜くための立派な作戦の一つだ。

まとめ:ストレスの多い仕事だからこそ自分に合った対策を!

今回はWebディレクターがストレスに対処するための方法を考えた。

確かにWebディレクションはストレス負荷の大きな仕事だ。だが、その分やりがいも大きいことは確かだ。ストレスに適切に対処できれば、かなり面白い仕事でもある。

まずは自分に合ったストレス対処法を模索してみよう。その上で、どうしても対処が難しい場合は逃げることも一手だ。

「最悪、逃げられる」これはぜひ覚えておいていただきたい。

Webディレクションをグッと楽にする方法は、こちらの記事でも解説しているので参考にしてほしい。

やらないことを決める。Webディレクションがグッと楽になる「引き算」の考え方
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